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彼女の方が年収高いのにおごってくれないって普通?

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彼女の方が年収が高い。自分は毎回それなりに払っている。でも彼女から多めに出してもらったことはない。これって普通なの、という問いの裏には、なんかズルくない、という感覚が静かに育っている。

その感覚を責める必要はない。ただ、普通かどうかで考え続けても答えは出ない。この記事は、収入差がある中でお金の分担に違和感を感じている男性に向けて書いている。


目次

高収入彼女がおごらない理由の3つのパターン

同じおごらないという行動でも、背景がまったく違う。どのパターンかによって、対処の仕方が変わる。

パターン1 そういうものだと思っている

育ちや周囲の影響で、デートでは男性が多く払うという感覚が当たり前として染みついている。自分の年収が高いことと、デートのお金の出し方は別の話だと無意識に分けている。悪意はなく、ただそういうものだという前提で動いている。

このパターンは、話し合えば変わる可能性が最も高い。今まで考えたことがなかっただけで、指摘されれば認識が変わることがある。

パターン2 対等にしたいから払わない

収入差があっても、デートの費用は折半が対等だと考えている。女性だからおごるという役割を嫌い、男性と同じ基準で払うことが自分の姿勢として大切だと思っている。

このパターンは、価値観の問題として向き合う必要がある。彼女にとっては対等さの表現が、あなたにとっては不公平感として届いている。

パターン3 払いたいという気持ちがない

関係に対する気持ちが薄い、または関係をそこまで真剣に考えていない。払おうという発想自体が出てこない。

このパターンは、お金の話より関係全体への関心の問題として見る必要がある。おごってくれないことは症状で、原因は別のところにある。


年収が高い方がおごるべきか、という問いへの正直な答え

はっきり言う。年収が高い方が多く出すことは、論理として正しい。

均等割は数字として公平に見えるが、生活への影響は均等ではない。年収300万円と600万円の人間が同じ金額を出せば、手残りへの影響が倍近く違う。同じ5,000円を出すことの重さが、収入によってまったく異なる。

この現実を無視した均等割は、見かけの公平さと実態の不公平さが共存している状態だ。収入差があるなら、収入比に応じた負担が実質的な公平に近い。

ただしこれは論理の話だ。感情として相手に求めていいかは別の問いになる。論理を正しいと思っても、感情として言い出すことへの抵抗がある人が多い。その抵抗が、言えないまま不満が積み上がる構造を作っている。


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言えないまま2年が過ぎたKさん(30歳)のケース

彼女の年収は自分の1.5倍ほどあった。毎回のデートでKさんが多めに払うパターンが続いていた。正直しんどかったが、俺が払うべきというプレッシャーと、お金の話を切り出すことへの恥ずかしさが混ざって、2年間言えなかった。

ある日、他の用件でお金の話が出たとき、初めて正直に話した。彼女はびっくりした様子だったが、そうか、私が多く出した方がいいよね、とすぐに言ってくれた。次のデートから自然に変わった。

2年間言えなかった後悔と、言ったら一瞬で解決した拍子抜けが同時に来たと言う。もっと早く話せばよかった、という言葉が出た。

最初に話して楽になったLさん(27歳)のケース

付き合い始めて2回目のデートで、Lさんから収入差の話を切り出した。彼女の方が年収が上なのはわかっているし、払う気持ちはあるけど、正直収入比で考えてもいいかな、という言い方で。

彼女は少し笑いながら、そんな話できるんだ、いいね、と言った。その後は食事代は彼女が多め、映画などはLさんが出すという自然な流れができた。最初に話したから、その後一度もお会計で気まずくなったことがないと言う。

言ったら関係が冷えたMさん(33歳)のケース

彼女の方が収入が高かったが、毎回Mさんが多く払い続けていた。半年後に正直に話したとき、彼女の反応は「え、そんなこと気にしてたの」という一言だった。その後、渋々折半になったが、なぜか彼女の態度が少し変わった気がすると言う。

後から彼女に聞いたところ、彼氏にそういうことを気にしてほしくなかった、というニュアンスが出てきた。お金の話ができない関係だったことが半年後に判明した。その後別れた。

Mさんは、話して関係が冷えたことへの後悔より、話さなかったら一生その感覚を持ったまま続けていたことへの恐怖を感じた、と言う。


モヤモヤを解消するための、話し合いの持ち方

話し合いを持つとき、責める形にしないことが最初の条件だ。なんでおごってくれないの、という入り方は相手を攻撃している形になり、防衛反応が先に出る。

正直に状況を共有する形に変える。ちょっと相談したいことがあって、デートのお金のこと一回話してもいい、という切り出しが最も摩擦を生みにくい。そこから、収入差があることと、それに合わせた分担にしたいという自分の感覚を伝える。

伝えるべきは金額より感覚だ。いくら出してほしいという数字より、収入差があるのに均等に払い続けることに違和感がある、という状況の共有の方が、相手も受け取りやすい。

話したときの相手の反応を、判断材料として使う。素直に受け取って一緒に考えようとするか、面倒くさそうにするか、怒るか。その反応が、この関係がお金以外の話でも機能するかどうかを示している。


おごってくれないことより先に確認すべきこと

おごってくれないという事実の前に、確認すべきことがある。

そもそも収入差を彼女は認識しているか、という問いだ。年収の差を正確に知らないまま、均等に払うことが当然だと思っている可能性がある。収入の話を一度もしていないなら、相手が正しく状況を把握できていないまま動いていることになる。

次に、デートの場所や費用の水準を誰が決めているか。高い店を選んでいるのがいつも自分なら、コストを上げているのは自分側という見方もできる。相手の希望に合わせているのであれば、その水準への費用負担を話し合う必要がある。

そして、関係全体の中でどちらがどのくらい負担しているか。お金以外の時間・労力・気遣いを含めて見たとき、金銭以外の部分で彼女が多く担っている場面があるかもしれない。お金の非対称さだけを切り取って不満にするより、関係全体のバランスとして見ることが正確な判断につながるよ。

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