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貯金ゼロの彼氏と結婚して後悔した?リアルな体験談と後悔しないための判断基準

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後悔している人と、していない人の差は、貯金の額ではない。

貯金ゼロの彼氏と結婚して後悔した人たちの話を聞くと、共通しているのは貯金がなかったことへの後悔ではなく、貯金ゼロという現実に向き合わないまま進んでしまったことへの後悔だ。数字の問題ではなく、向き合い方の問題として語られることがほとんどだ。

この記事は、貯金ゼロの彼氏との結婚を迷っている女性と、すでに結婚してその現実に向き合っている女性の両方に向けて書いている。


目次

貯金ゼロの彼氏と結婚すると、具体的に何が起きるか

貯金ゼロの状態で結婚生活をスタートすることの現実を、感情論なしに並べておく。

結婚式・新居・生活の立ち上げにかかる初期費用は、規模によって異なるがふたり合計で200万〜400万円程度になることが多い。彼の貯金がゼロなら、この費用の多くを妻側が負担するか、ふたりで借り入れるかという選択になる。妻側の貯金を大きく削ることへの心理的な負担は、結婚直後から関係に影響することがある。

生活が始まってからも、緊急時の備えがない状態は続く。病気・事故・失業・家電の故障。こういった想定外の出費が重なったとき、貯金がないと対処できない。クレカで凌ぐことになり、負債が生まれる。その負債が次の負債を生む構造に入ると、家計の立て直しに数年かかることもある。

子どもが生まれるタイミングは特に厳しい。妻が育休を取ると世帯収入が一時的に落ちる。その期間の生活費・出産費用・ベビー用品の準備。貯金がない状態でこのタイミングを迎えると、精神的な余裕がなくなり、夫婦関係への影響が出やすい。


貯金ゼロになった理由で、リスクの質がまるで変わる

貯金ゼロという結果は同じでも、その理由によってこれからのリスクが全然違う。

リスクが相対的に低いケース

奨学金の返済が収入の多くを占めていた、親の病気や家族の事情で出費が続いた、転職直後で収入が一時的に落ちていた。こういった一時的・外部的な事情による貯金ゼロは、事情が解消されれば貯金できる状態になる可能性が高い。

本人が状況を正確に把握していて、事情が変わったら貯金を始める意欲と計画がある場合は、今の数字だけで判断するのは早い。

リスクが高いケース

収入があるのに毎月使い切っている、趣味・外食・衝動買いで手元に残らない、貯金しようと思ったことがない。このパターンは、事情ではなく習慣の問題だ。収入が増えても、使い切る習慣がある人は使い切ることが多い。

過去に貯金があったが使い切った、という場合も確認が必要だ。何に使ったかによって、再発リスクが変わる。ギャンブル・衝動買い・人への貸し付けなど、習慣的・依存的な出費が原因の場合は、同じことが繰り返される可能性がある。


実録:貯金ゼロの彼と結婚して後悔した人・しなかった人のその後

後悔したDEさん(34歳)のケース

結婚前、彼の貯金がほぼゼロであることは知っていた。手取り26万円の収入があるのに、趣味と外食で毎月使い切っていた。「結婚したら変わる」という彼の言葉を信じて、式の費用はDEさんの貯金から出した。

結婚後、状況は変わらなかった。収入は変わっていないのに、生活費を出した後の残りを趣味に使い続けた。DEさんが貯金を提案するたびに「来月から」という言葉が返ってきたが、3年間で共同の貯金はほぼ積み上がらなかった。

第一子の出産を機にDEさんが育休を取ったとき、家計が初めて本当に危機的な状態になった。「結婚前に、試しに一緒に貯金してみようと提案すればよかった。言葉じゃなく、行動で確認すべきだった」とDEさんは言う。現在も家計を巡る摩擦が続いている。

後悔していないFGさん(31歳)のケース

彼の貯金は結婚前で20万円ほどしかなかった。奨学金の返済と、20代前半の生活費で貯められていなかった。FGさんが不安を感じていたのは貯金額より、彼が現状をどう見ているかだった。

話し合いをしたとき、彼は自分から家計のシミュレーションを作ってきた。奨学金の完済予定・毎月の貯金目標・結婚後の生活費の試算。数字が並んだ紙を見たとき、FGさんの不安が変わったと言う。「額より、考えてくれていることが伝わった」

結婚後2年で奨学金は完済し、その後は毎月の貯金が積み上がっている。「貯金ゼロだったことは、今となっては判断材料の一つにすぎなかった」とFGさんは振り返る。

結婚を見送ったHIさん(29歳)のケース

貯金ゼロの理由を彼に聞いたとき、明確な答えが返ってこなかった。使いすぎている自覚はあるが、何に使っているかを正確に把握していない。貯金しようと思ったことはあるが、続いたことがない。

HIさんが試しに提案したのは、「3ヶ月間、一緒に毎月2万円だけ貯金してみよう」という小さな実験だった。彼は最初の月だけ実行し、2ヶ月目からは忘れていた。

「3ヶ月で2万円すら続けられないなら、結婚後に大きな金額を管理できるとは思えなかった」とHIさんは言う。結婚を見送り、別れた。その判断への後悔はないと話す。


結婚前に確認すべき5つのこと

1. 貯金ゼロの理由を正確に把握しているか

本人が理由を説明できるかどうかを見る。説明できない場合、自分の家計を把握できていない可能性がある。説明できても、習慣的な浪費が原因なら、結婚後に自然に変わることは期待しにくい。

2. 毎月の収支を自分で把握しているか

いくら稼いで、何にいくら使っているかを、大まかにでも答えられるかどうか。把握できていない人は、管理する意識そのものが薄い。結婚後にふたりで管理していくためには、まず自分の状況を知っていることが前提になる。

3. 貯金を始めようとする意欲と具体的な行動があるか

言葉より行動を見る。結婚を意識してから、何か変えようとした動きがあるかどうか。副業を調べた、外食を減らした、先取り貯金の口座を開いた。小さくても、動いている証拠があるかどうかが判断材料になる。

4. 小さな貯金実験を一緒にできるか

HIさんのケースで示したように、結婚前に小さな実験をしてみることは、言葉より正直な情報を教えてくれる。月1万円・月2万円の先取り貯金を3ヶ月続けられるかどうか。続けられる人は結婚後も続けられる可能性が高い。続けられない人は、言葉がどれだけ誠実でも行動が伴わないことが確認できる。

5. お金の話を正面から一緒にできるか

貯金・収入・支出・将来の目標。これらをふたりで数字として話し合えるかどうかが、結婚後の家計管理の土台になる。話すことを避ける、怒る、曖昧にしようとするなら、結婚後にお金の問題が起きたときも同じパターンが出る。


貯金ゼロでも結婚が機能するケース・しないケース

機能するケース

貯金ゼロの理由が一時的・外部的なもので、本人が現状を正確に把握している場合。収入が安定していて、今後伸びる見通しがある場合。お金の話を正面から一緒にできる関係がある場合。小さな実験で行動が変わることを確認できた場合。

これらが揃っているなら、今の貯金額より先の動き方に賭ける判断は、根拠のない楽観ではない。

機能しにくいケース

収入があるのに毎月使い切る習慣が続いている場合。貯金ゼロの理由が説明できない・把握できていない場合。お金の話を避ける、小さな実験が続かない場合。結婚したら変わるという言葉だけがあって行動がない場合。

このケースで結婚を選ぶことは、変わることへの期待に賭けることになる。その期待が外れたときのリスクを、自分が受け入れられるかどうかを正直に考えておく必要がある。

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